こんにちは。
前作の2作品の反省を踏まえて、かなり試行錯誤してみたデッサン作品。
そもそも、デッサンのコンテストに出場するために始めた鉛筆デッサン。
そのためたくさんの人に、評価してもらうようなことを意識して描きました。
とくに今回は描くモデルをこだわりました、
キーワードとしては「きれい」「かっこいい」「かわいい」など誰が見ても惹かれるようなデッサン作品にしたかったので、描くデッサン力×モデルモチーフ=魅力的なデッサン作品といった感じが、今回の行き着いた結果となりました。
今回の記事では、鉛筆デッサンの作品としての忘備録として残していきます。
鉛筆デッサンの作品③「女性のミディアムショート」
この作品を描いた時で始めて約10ヶ月ほどです。そう思うとやる気になればこのぐらい描けるようになるんだという目安になればと思います。
初の外人女性をモデルとしたデッサン作品。
モチーフ選びにかなり力を入れました。
- 正面
- ミディアムショート
- キレイなモデルモチーフ
この項目に、とくに力をいれました。
いくらデッサン力があったとしても、モチーフが微妙ならば見る人も選びます。(違うかもしれませんが・・)
しかし、拙いデッサン力であってもモチーフがキレイだと数倍デッサンが魅力的に見えると考えます。
これはぜひ参考にしてほしいと思います、本気で描く時はキレイなモチーフを選びましょう。
それでは、今回のデッサン作品の描いたポイントをご紹介していきます。
髪も、金髪をメインとした髪色にチャレンジしてみて影とのコントラストで上手く表現できたと感じます。
若干髪の動きが荒く、大きすぎたなと反省ではあります。
金髪の描き方ですが、全体にフォルムを薄く描写して、消しゴムや練りゴムで形の輪郭や、コントラストをつけていくことがポイントになりまます。
コツとしてのポイントは・・
- ベースに弱めでいいのでヘアスタイル輪郭を描く
- 消しゴムor練りゴムがベースの画材となる
- できるだけ細めに描く
コツというかこれが白髪や金髪を描き方ともなります。
逆サイドは淡くやわらかい質感のタッチで明闇をアタリをつけています。
外国人女性はやはり描きやすいです。
やわらかいタッチは、鉛筆の芯の側面を使用して太くやわらかい線を描くイメージのタッチです。
陰影をつけるときによく多用します。
このタッチに重要になってくるのは、鉛筆の持ち方です。
鉛筆を寝かせて、鉛筆の芯に近い部分を持つのと遠い端の部分を持つのでもタッチの加減が変わるので、描写したい表現や質感によって使い分けをする必要があります。
寝かせてもつタッチは奥深いタッチです。
自分なりのタッチをトレーニングして、デッサン力を上げましょう。
手にも初チャレンジ。
手だけ描くのはトレーニングを積めば問題はありませんが、顔や身体と描くとなるとバランス感覚がとても難易度が高くなります。
光が当たっている状況の差異を意識しながら細部を描き込み、手の質感を表現していきます。
出っ張ってる骨の関節部位分は、硬く艶のあるつ目はH〜3Hぐらいの硬い鉛筆、やわらかい筋肉の部分はB系の鉛筆をそれぞれ使用していくと効果的に表現できます。
筆圧も強弱をつけながら表現しています。
下方の手の親指が手のひらから離れている箇所も、鉛筆を寝かせて使い陰影をつけていきます。
服の質感にもこだわって描写しました。
なかなかの仕上がりではないでしょうか?
かなりバランスもよくまとまり、リアルな鉛筆デッサンになりました。
今回の作品をまとめると・・・
- 新しいチャレンジができた
- 全体的にバランス感が上手く描けた
- 明闇もしっかりつけてコントラストがくっきりつけれた
- 髪の描写が荒かった
- もう少し明闇をしっかりつければよかった
ちなみに、今回の作品でコンテストのデッサン部門で優勝という結果になりました。
運とタイミングもあったとはおもいますが、デッサンで結果がでたのは素直に嬉しかったです。
結果にもなったので、今度は新しいチャレンジにもしていこうと思います。