こんにちは。
これがぼくの処女作になります。
わりと自分の中では満足な仕上がりになっています、なんせこれが鉛筆デッサンを意識して描き始めて、約半年ほどで描けた作品だったので。
今回の記事では、鉛筆デッサンの作品としての忘備録として残していきます。
鉛筆デッサンの作品①「ベリーショート」
男性ではありません、女性です。
全体的にバランス感がとれていたので良かったです。初心者のうちで最も多い失敗がバランス調整のミスです。
ぼくも最初の内はミスするのは全体のバランスが崩れることでした。
しかし、エスキースをしっかりとることによって大きな失敗が少しづつなくなっていくので、やはりとても重要になると思います。
質感なども、やわらかさを意識しながら描いて、リアルさを意識しています。
自分の中のリアルさのコンセプトは、「写真のようなデッサン」なので、線で描くのではなくて、面で形をつくっていくようにしました。
これまでの、デッサントレーニングが形になった気がします。
惜しいと感じるのは、もう少し顔をアップにすればもっとディティールがしっかりとしたデッサンになったんじゃないかなと、少し感じました。
モチーフも大事になります。
とくに目元と口元といった細かいところのディティールは描くスペースがないために、攻めきれなかったです。(もっと硬めの鉛筆を使えば良かった)
人物のモチーフはディティールが細かすぎて描くスペースも重要になると感じました。
逆に髪に関してはかなり描き込む回数が多く、かなり奥行きのあるタッチがつくれました。
始めは、2B〜6Bなどでベースをつくり、8Bなどで描写していったり、髪のさまざまな動きを再現したり、よく観察して描きます。
そして、髪を描く上で大切になるのは髪は同じ色でないということです。
髪にも光源の影響があり、一番彩度が高いところや暗いところがあり、色も全てが同じ色ではないということです。
それをさまざまな鉛筆で描くことで少ない回数で、あってもリアルな髪の毛を再現することができます。
さまざまな硬さの鉛筆で描くことでより、多くの鉛筆で描いているように感じるのがコツの1つです。
4B、8B、Fなど、さまざまなタッチをかなり入れて、ペン型消しゴム、練りゴムなどコントラストもしっかりとつけることができました。
モチーフ的には、肌が多くの割合をしめていたので、肌の質感描写にはかなりこだわりをもってしました。
肌は基本的に面を使って描写するために、鉛筆の芯の作り方が重要となります。
鉛筆の芯が短いと芯の側面が使いづらく、長すぎると筆圧を強くすることができないため、芯を削る角度に気をつけながら練習する必要があります。
ポイントは鉛筆の先端も側面も両方を使えるような鉛筆にすることが重要です。
そのためにデッサンを描く時は細長く削るようにする必要があります。
できるだけ面をつくりやすくするための鉛筆を削るようにしましょう。
今回デッサンの作品をまとめると・・・
- 全体的にバランスが良かったこと
- 髪・肌の描写はディティールまでクオリティが高い
- パースもキレイに描写できた
総合すると、自分的には満足のいくデッサン作品となりました。処女作ということで粗はあるものの思い出になりました。
デッサンをする上では、がむしゃらに上手く描くのではなくて、モチーフによって活かし方を考えることで、上手く表現することができると感じました。
例えば、今回では「肌」と「髪」にフォーカスしたように、時間のかけ方や描写を考えてすると短時間でもキレイにまとまります。
勉強になりました。
もっともっとデッサントレーニングします。