こんにちは。
今回の記事では、消しゴムや練り消しゴムについてをまとめていきます。
鉛筆デッサンにおいて、「消しゴム」と「練り消しゴム」は強力な道具です。
「消しゴムって消すだけじゃないの?」や「練り消しゴムって何?」
っていう人は知っておいて方が良い情報です、
消しゴムと練り消しゴムは鉛筆と同じぐらい多用するデッサンの道具の1つです。
「消しゴム」と「練り消しゴム」を使いこなせるかどうかで質感の表現が大きく変わるぐらいです。
今回の記事では、消しゴムと練り消しゴムの特徴と使い方を分かりやすく解説していきます。
「消しゴム」と「練り消しゴム」という鉛筆以外の描写
消しゴムと練り消しゴムも描いている鉛筆を消すというのは変わりませんが、消しゴムと練り消しゴムには大きな違いがあります。
それは、練り消しゴムは形を自由に変えることができ、消しゴムよりも幅広い使い方ができることです。
つまり消しゴムと練り消しゴムを使い分けてデッサンに描写をすることで幅広く質感を再現することができるのです。
鉛筆デッサンで使う「消しゴム」
消しゴムは、練り消しゴムよりも白くシャープな質感になるのが特徴です。
消しゴムは、基本的には2種類を使います。
- 固形型消しゴム
- ペン型消しゴム
固形型では、完全に真っ白に消したいときや、部分的に白くしたいときに使用します。
ペンタイプのものでは、細かい部分を消したい時や、ハイライトを入れたいときに白い線を描くような感覚で使います。
ベースとして鉛筆でエスキースしてレイアウトを描き、その後に消しゴムと練りゴムを多用して描写などしたりすることで、金髪や白髪などの描写をすることもできます。
関連記事>>>リアルな鉛筆デッサンで金髪・白髪の描くコツを簡単にまとめてみた
その際には紙のハイライト・コントラストとして描写するか、金髪や白髪といったベースとして描写するかは全体の割合によっても違ってきます。
入れすぎると、全体の印象として弱くなるのが注意点です。
消しゴムの使い方
消しゴムの使い方は基本的には鉛筆のタッチの使い方と同じです。
とくにハイライトや光源をつくる場合は優しい力加減でアタリをつけながら少しづつ描写しないと失敗してしまいます。
関連記事>>>鉛筆デッサンで使用するさまざまな「鉛筆のタッチ」について
完全に真っ白にする場合は、上下に擦ったり、左右に擦るよりは、一方の方向のみに優しく擦ると、キャンパスを傷めないのでおすすめです。
地味に注意したいのが消しカスです、消しカスがキャンパスに擦れると色がついてしまうので、大量の消しカスが出た場合は必ず羽箒で払うようにしましょう。
広い範囲の色の調子を整える時に画面をなでて使用します。
消しゴムでキレイにした後などにもキレイにする時にも使用します。何気に使用頻度は高いです。
【次のページでは、練り消しゴムについてをお話していきます】