イラストレーションボードの種類
イラストレーションボードに貼られる用紙としては、さまざまに使える「ケント」「クレセント」、水彩画に適した「ワトソン」「キャンソン」などがあります。
鉛筆デッサンの場合は、ケントとクレセントがおすすめです。
サラッとしたクリアな質感なので、鉛筆のノリが良くてそれでいて頑丈なので、デッサンに集中することができます。
ケント紙
クレセント
ワトソン
キャンソン
購入する時はデッサンに合ったものを選びましょう
イラストレーションボードだけでなく全ての画材に共通していることですが、デッサンに合ったものを選ぶ必要があります。
例えば・・
「文房具屋さんに行ったけど、ボードも種類がありすぎてどれがいいのかわからない・・」
という悩みを聞いたりもしますが、文房具屋さんでデッサン用具を購入するのはおすすめしていません。
なぜかというと、文房具屋さんにいる店員さんは「文房具のプロ」であり「画材のプロ」ではないからです。
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このように、文房具と画材でも大きな違いがあります、同じ鉛筆やシャープペンシルでも絵を描くものと文字を書くものとの大きな違いがあります。
- 文房具は書くためのもの
- 画材は描くためのもの
画材屋では、デッサンでやりたいことを相談すると、100%自分にあった画材をみつけてきてくれます。
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彼らはその手の道のプロであるからです。自分の思っている最高の画材に変わる最新の画材についても熟知しており、使い方も心得、絵心もありますから絵も見れます。
地方では文房具屋さんは多いけど、画材屋さんは少ないのですが、いきつけの画材屋は必ず1つはつくっておくのがおすすめです。
【まとめ】デッサンを上手く描くためにはイラストレーションボードは必須
総合すると、1番のぼくのおすすめするポイントはボードの耐久度が素晴らしいことです。
これは鉛筆デッサンをしている人にとってはとても共感していただけるはずなのですが、画用紙やケント紙は頑丈なようですが、鉛筆デッサンをしている人にとっては脆い画材です。
とくにタッチが強ければ強いほど不安になります。
関連記事>>>鉛筆デッサンで使用するさまざまな「鉛筆のタッチ」について
もし「デッサンが上手く描けない・・」と悩んでいるので、あれば描いている媒体を変えてみてはいかがでしょうか?
画材を変えるだけで、描きやすくなるはずなので、それにともなってデッサン力も向上するやもしれません。
デッサン力を上げるだけでなく、画材にも配慮してあげましょう。