こんにちは。
わたしは基本、画材しか持っていません。
たまに「〇〇を購入しようと思うのですが、どこの文房具がおすすめですか?」
という質問をもらうことがあります。
しかし、そもそも文房具と画材は全く違うものだということを、先にお伝えしています。鉛筆デッサンにおいて文房具ではなくて、画材を使うことを絶対的におすすめしています。
文房具や画材にも、適していることがあり、それを知らない人がたくさんいてます。
そこで、今回の記事では、画材と文房具の違いについてを分かりやすくご紹介していきます。
画材と文房具との違い
実は、文房具と画材でも大きな違いというものがあります。
「鉛筆なんてどれも同じじゃないの?」
と普通の人ならば思うのでしょうが、全然違います。
プロの書く人やプロの描く人にとっては全く別物です。
そもそも、描く鉛筆というだけでもさまざまな種類があるくらいです。
関連記事>>>リアルな鉛筆デッサンでよく使う「鉛筆の硬さ・濃度」について
同じ鉛筆やシャープペンシルで合ったとしても、「絵を描くもの」と「文字を書くもの」というととても大きな違いがあります。
- 文房具は書くためのもの
- 画材は描くためのもの
この2つには目的に沿って使いやすいように設計されているだけでなく、効果的にスムーズに作業ができるようになっているのです。
文房具について
文房具とは、筆・ペン・墨・インク・原稿用紙・ノート・定規など、物を書くのに必要な類の文具のことを言います。
人が勉強したり、文字を書いたりすることに多用します。
筆記用具の分類
- 万年筆
- シャープペンシル
- ボールペン
- ミリペン
- フェルトペン
- 蛍光ペン
- 鉛筆
- 色鉛筆
などがあります。
画材とは
画材とは絵やイラストなど、デザインをするために「描く」ために使う道具のことです。
- 絵にかく材料、絵になる題材
- 絵をかくための材料。筆・絵の具など
主に画材と呼ばれるものは・・
- 塗料
- 絵具
- インク
- マーカー
- パステル
- 色鉛筆
- 鉛筆
- 木炭
などがあります。
【まとめ】購入する時はデッサンに合ったものを選びましょう
イラストレーションボードだけでなく全ての画材に共通していることですが、デッサンに合ったものを選ぶ必要があります。
例えば・・
文房具は書くことを目的にしているために、紙を傷めてしまうことよりもしっかりと書くことや書きやすいということが最優先となっています。
そのため、文房具だと画面に必要以上に負担をかけてしまいます。
関連記事>>>【イラストレーションボードの魅力を解説】鉛筆デッサンを上手く描けるようになる特徴とポイントをまとめてみた
そのために、文房具屋さんではなくて画材屋さんの行きつけを見つけましょう。
「文房具屋さんに行ったけど、種類がありすぎてどれがいいのかわからない・・」
という悩みを聞いたりもしますが、文房具屋さんでデッサン用具を購入するのはおすすめしていません。
なぜかというと、文房具屋さんにいる店員さんは「文房具のプロ」であり「画材のプロ」ではないからです。
画材屋では、デッサンでやりたいことを相談すると、100%自分にあった画材をみつけてきてくれます。
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彼らはその手の道のプロであるからです。自分の思っている最高の画材に変わる最新の画材についても熟知しており、使い方も心得、絵心もありますから絵も見れます。
地方では文房具屋さんは多いけど、画材屋さんは少ないのですが、いきつけの画材屋は必ず1つはつくっておくのがおすすめです。