こんにちは。
鉛筆デッサンをする時にはなにを使っていますか?
ぼくは、鉛筆デッサンでリアルな絵を描きたいのであれば、イラストレーションボード一択だと考えています。
「中々、上手くデッサンが描けない・・」
という人は簡単にあきらめないでください。
実は、画材をあなたに合ったものにしてあげるだけで、格段にデッサン力が上がったりすることがあるのです。
そこで、今回の記事ではイラストレーションボードの特徴や種類、魅力などを分かりやすく紹介していきます。
イラストレーションボードについて
イラストレーションボードとは、水彩紙(ワトソン紙)やケント紙のような様々な用紙の裏に厚紙を貼り合わせたものです。
イラストボードとも呼ばれ、イラストや絵画を描くのはもちろん、額装の際のマットや展示用のボードとしても使用されており、とても便利な画材の1つです。
水彩画を描く時には水を含んでも(厚みのない紙に比べ)反りが出にくいので使いやすいだけでなく、鉛筆デッサンの場合は滲みが少ないので、安心してデッサンに集中できる画材なのです。
イラストレーションボードの特徴
最も大きな特徴は1mm~3mmの厚みがあり、画用紙のように折れたり破れたりの心配がありません。
普通の画用紙よりも厚みがあることで、強度と耐久性が増し、デッサンを描き込んでいてもシワや凹凸ができにくいため、製作途中で紙が波打るなどのストレスがなく描くことができます。
画用紙と比べてとても高価なものであるかわりに、耐久性や描きやすさなど様々なメリットがあります。
ぼくがとくにイラストレーションボードをおすすめするポイントをご紹介します。
耐久性が高い
画用紙やケント紙との、大きな違いは頑丈な耐久性です。
耐久性が高いので安心してデッサンに集中できます。
これはかなり大きなポイントになります。
鉛筆デッサンは描けば描くほどに画面に負担がかかっていきます、それは破けたり折れたりすることもあるくらいです。
しかし、イラストレーションボードではほぼその心配はないというのは十分な価値となります。
デッサンが描きやすい
画用紙に鉛筆で描写をする時に紙に鉛筆が沈んでしまうことが難点でもあります。
黒髪を描く時はかなりの回数を描写をしなければいけませんが、画用紙はとくに描きにくく力加減を間違えると色が深く沈んでしまい違和感が生まれます。
関連記事>>>鉛筆デッサンで描くリアルな黒髪の描き方
耐久度もないために筆圧もつきやすく、かなり神経を使います。
ボードはその点とても描きやすい様になっています。
デメリットは少し高価と購入しづらいということ
画用紙1枚に比べると、とても高価です。
1枚100円以上はするために練習などでは、使いにくい代物です。
さらに、どこでも購入できるものではなくて、数少ない画材屋さんにしか販売していないので購入しづらいのもデメリットの1つです。
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