リアルな髪の毛は「さまざまな線」で描くこと
髪の毛の黒髪を描く時に必要なものは・・
- 10Bor8B
- 2B〜6B
- 綿棒
- ティッシュ
ぐらいでしょうか?
3種類ほどあれば、ある程度かいていけます。
もちろん、種類はあればあるほどに、さまざまな表現することができます。
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上記でも、話したようにリアルな黒髪は、回数を描けば描くほどにリアルになります。
始めは、2B〜6Bなどでベースをつくり、8Bなどで描写していったり、髪のさまざまな動きを再現したり、よく観察して描きます。
そして、髪を描く上で大切になるのは髪は同じ色でないということです。
髪にも光源の影響があり、一番彩度が高いところや暗いところがあり、色も全てが同じ色ではないということです。それをさまざまな鉛筆で描くことで少ない回数で、あってもリアルな髪の毛を再現することができます。
さまざまな硬さの鉛筆で描くことでより、多くの鉛筆で描いているように感じるのがコツの1つです。
リアルな髪の毛を早く描くには「ぼかしながら描く」
鉛筆で描くというましたが、早く描くためにはぼかしながら描くのもコツの1つです。
鉛筆で描きながら、ティッシュや綿棒でぼかすことで、鉛筆の線が面になってくれます。
「だったら鉛筆の面で塗ればいいんじゃないの?」
実は綿棒やティッシュのぼかしはとても有効なデッサン技術の1つでとてもやわらかい質感になってくれるので馴染みがよくなります。
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ぼくが髪の毛を描く時は、鉛筆で部分的に数十回ほど描いて、綿棒(ティッシュ)でぼかす、というのは繰り返しています。
鉛筆はさまざまな硬さのもの入れ替えています、違う硬さの鉛筆の描写は同じようにぼかしても硬さや筆圧も違うので、よりリアルな髪を再現してくれます。
ちなみに、テッシュは面が広くなり、綿棒は面がせまいので、描いている状態や描きたい表現によって使い分けるのがおすすめです。
髪の場合は面は広くない方が馴染みがよいのでリアルに描きたい場合は綿棒をメインに使いできるだけ鉛筆の回数を多くすると良いです。
【まとめ】髪の毛は最も手間をかけるべき
髪の毛はとくに手間をかければかけるほどに、リアルに再現できます。
さらに髪の毛はさまざまな細さがあります、基準の髪の毛があれば、細い髪や太い髪があります。それをさまざまな硬さの鉛筆で描くことは大切です。
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しっかりと丁寧に手間をかけて、描いてあげましょう。
もちろん、ぼかしたりせずに描くことができればよりリアルな髪をつくることができるでしょう。
1つのコツとしてのテクニックとして参考になれば幸いです。