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鉛筆デッサン講座

【鉛筆デッサン攻略】初心者必見!リアルな人物の描き方まとめ

人物の鉛筆デッサンをリアルに描いた作品集

きし
きし
それでは、これまでのことを踏まえて、実際に人物デッサンを描いた作品を、感じた良かった事や反省点など踏まえて成長仮定としてまとめてみました。

ぼくは「デッサンを描く!!!」と決意表明をした時点では、ドラえもんはおろかアンパンマンすら描けない状態でした。仕事仲間からは絵心がないという言葉をかけられるほどでした。

しかし、描くと決めたからには描きます。

上記のことを常に意識し、常にトレーニングです。そして人物のデッサンとして初めて描ききったのは、約6ヶ月後でした。

ぼくの処女作でもあるリアルな鉛筆人物画デッサン作品(ベリーショート)

さて、これがぼくの処女作になります。

わりと自分の中では満足な仕上がりになっていますが、描いていると止まらずにどこで終わりにするかが1番むつかしかったような気がします。結果論としては満足していましたが、デッサン中はほんと終わり時が難しかったです。

鉛筆デッサン

全体的にバランス感がとれていたので良かったかなと感じています。質感なども柔らかさを意識しながら描いています。これまでのトレーニングが形になった気がします。やはりデッサンは根気のトレーニングだと痛感しましたね。

鉛筆デッサン

惜しいと感じるのはもう少し顔をアップにすればもっとディティールがしっかりとしたデッサンになったんじゃないかなと思います。

とくに目元と口元といった細かいところのディティールは描くスペースがないために、攻めきれなかったです。

鉛筆デッサン

逆に髪に関してはかなり描き込む回数が多く、かなり奥行きのあるタッチがつくれました。4B、8B、Fなど様々なタッチをかなり入れて、ペン型消しゴム、練りゴムなどコントラストもしっかりとつけることができました。

鉛筆デッサン

服の質感や、装飾などもかなり苦労はしたもの再現性が高く描写ができましたね。金属系のトレーニングはもうちょっと必要ですね。

今回の良かったところ

  • 全体的にバランスが良かったこと
  • 髪の描写はディティールまでクオリティが高い
  • パースもキレイに描写できた

今回の反省点

  • パーツのディティールが弱かった
  • 顔の描き込みが足らなかった

総合すると、自分的には満足のいく作品となりました。処女作ということで粗はあるものの思い出の作品になりました。

ショートヘアを濃いめのタッチで人物デッサン

ショートモデルです。

鉛筆デッサン

全体的に描写をディープに寄せていきたかったためにタッチの回数を増やしています。ベース自体を白を少なくして濃い印象にしています。

鉛筆デッサン

目元にかなりフォーカスしました。パースも意識しタッチの加減などとても良いトレーニングになりました。

個人的にはこの「目」のパースはとてもしっくりきて、眉毛のリアル感もとても良い仕上がりになりました。目元では「F」「2B」「6B」をメインに使用していましたが、使い分けがかなり良い方向にいき、パースの感覚をつかめた感じです。

鉛筆デッサン

しかし、鉛筆の濃さの加減のコントロールがすごく難しく、全体的に迷いが見える作品となりましたね。パーツパーツは良い感覚でしたが全体感でデッサン感が抜けずに終わってしまいました。

鉛筆デッサン

総合すると、一つ一つのパーツにフォーカスしすぎて全体のバランスを崩してしまった作品でした。

良かったところ

  • タッチの加減をつかめた
  • パースが上達した
  • ディティールのトレーニングになった

反省点

  • 俯瞰で見ることができていなかった
  • バランスが残念
  • 硬いタッチと柔らかいタッチの使い分け

悪くはないのでしょうが、残念な仕上がりでした。ディープな作品にチャレンジするにはまだ時期尚早な感じです。とくに硬めなタッチにすると柔らかいタッチにシフトチェンジができなかったりもして鉛筆感が抜けなかったので、その辺をトレーニングしていこう。

コンテストで全国優勝したリアルな人物画デッサン

前作の2作品の反省を踏まえて、かなり試行錯誤した作品。

とくに今回は描くモデルをこだわりました、キーワードとしては「きれい」「かっこいい」「かわいい」など誰が見ても惹かれるような作品にしたかったので、描くデッサン力×モデル=作品といった感じが今回のテーマとなりました。

鉛筆デッサン

全体にバランスのとれた作品で、初の外人女性をモデルとしたデッサン。

鉛筆デッサン

髪も、金髪を主とした髪色にチャレンジしてみて影とのコントラストで上手く表現できたと感じます。若干髪の動きが荒く、大きすぎたなと反省ではあります。

鉛筆デッサン

逆サイドは淡い柔らかい質感のタッチで明闇をしっかりとつけています。外国人女性はやはり描きやすいです。

鉛筆デッサン

手にも初チャレンジ。手だけ描くのはトレーニングを積めば問題はありませんが、顔や身体と描くとなるとバランス感覚がとても難易度が高くなります。

鉛筆デッサン

服の質感にもこだわって描写しました。全てにおいて粗はあるもののとてもまとまった仕上がりになりました。

今回の良かったところ

  • 様々なチャレンジができた
  • 全体的にバランスがよかった
  • 明闇もしっかりつけてコントラストがくっきりつけれた

今回の悪かったところ

  • 髪の描写が荒かった
  • もう少し明闇をしっかりつければよかった
  • 繊細さが物足りなかった

今回の作品で、コンテストの優勝をすることができたと結果がでたのはとてもよかったです。ネット上にも掲載されているので、デッサンが結果に残ったのは、運とタイミングもあったとはおもいますが良かったです。

その他の作品集

 

終わりに

こうやって書き起こしてみると、結構なボリュームで重くなってしまいましたが、まだまだ追記していく予定です。

デッサンとは、非常に奥が深いものです。

きっちりと説明していこうとすると、どうしても長くなってしまいます。ですがデッサンの基礎を理解するという意味では、これくらいは最低限必要であると思います。

長い記事でしたが、最初から最後まできちんと読んでくれたならば、人物のデッサンの基礎的なことが理解できたのではないかなと思います。あとは練習していれば、全然描けるようになるんじゃないかなと思います。

実際に、ぼく自身が描けるようになるまでの道程をまとめただけなので。

この記事の最初の方でも書きましたが、デッサンは、あらゆる作品制作の基本となる「根気のトレーニング」です。

それは、絵画系でも、イラスト系でも、立体系であっても、どんなジャンルの作品を作る人間にとっても、関係なく必要なものと思います。諦めたらそこで終わりますからね。

ここ最近は、「絵」というと、デジタルな手法で描くのが主流となっています。でも手法は違っても、ペンタブレットやiPadなどを使って描く場合も、アナログできちんとしたデッサン力をつけなければ、レベルの高い絵を描くことはできません。

もちろん、デッサンそのものをデジタルな手法でトレーニングしてもかまわないと思います。むしろ効率は良くなったりすることはあります。

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要は、小手先のテクニックよりも、観察する力が身につけばそれで良いのです。それがデッサンの最重要目的です。

そして、もちろん、デッサンを描けない人が優れた作品を作れないというわけではありません。それとは関係なく、すごい作品を作ることができる人も世の中にたくさんいますからね。

ただ、デッサンのトレーニングを積むことで、作品の説得力みたいなものを高める効果は確実にあると思います。実際にぼくの作品はまだまだ粗はあるものの全体的に見ると「なんか良い感じ」というぐらいにはなりました。

 

そういった意味で、ものを作ったり描いたりしていくために必要な能力を得るためには、デッサンは、練習する意味のあるものであると言うことができるでしょう。

これからデッサンをする人の参考になればと思います。

 

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ABOUT ME
岸 和希
美容師しながら鉛筆デッサンをしています